いつでもどこでもマスクをするのが当たり前になりました。
少しでも心地よく過ごすために、アロマを活用するのもいいですよ!
今日、注目したい精油は『ペパーミント』です。ペパーミントを使って簡単にマスクスプレーが作れます。
ぺパーミントのすっきりとした爽やかな香りは、誰もが嗅いだことがありますよね。
食品、化粧品、日用品に幅広く使われています。実際にメディカルアロマでも、沢山の処方例があります。
ペパーミントの効用
幅広い効果があり、次ような場合に使われています。
●花粉症
●消化不良
●皮膚の痒み
●筋肉痛
●乗り物酔い
●鼻づまり
●吐き気
●肩こり
●むくみ
●冷え性
●リフレッシュ
●消臭・抗菌・抗ウィルス(下駄箱、トイレ、キッチン)
夏に注目したいのは、冷却作用。ペパーミントのあの爽やかな香りで、体感温度が下がるというデータがあります。
ボディジェルなどを作ってお肌に塗ってもひんやりして気持ちが良いと思いますが、香りを嗅いだだけでも涼しくなるとは、スゴイですよね!
ただ、注意していただきたいのは、ペパーミントには禁忌があるという点です。
ペパーミントを使用する際の注意
ペパーミントの精油には、ケトン類という成分が15~30%とわりと多く入っています。
ケトン類には神経毒性があるので5歳以下のお子さん、妊婦さん、授乳中のママは使わないように、という協会もあります。
また、てんかんを持っている方、高血圧の方も禁忌です。
しかし、香りを楽しむ『芳香浴』での利用であれば、そこまで心配しなくても大丈夫なのですが、今回ご紹介するマスクスプレーの場合は、禁忌にあたる方は避けた方がいいと思います。
マスクスプレーとして使う場合は、直接肌につく可能性が高いし、わりと頻繁に使うものですからね。
マスクにアロマの香りをつける方法
方法としてはいろいろありますが、どれが一番良いか試してみました。
方法A:箱に入れておく
コットンにぺパーミントの精油を1~2滴たらし、マスクと一緒に箱の中に入れておきます。
結果と感想:△
ほんのり香りはつくものの、すぐに香りがなくなってしまい、物足りなさを感じました。
方法B:マスクスプレー
ペパーミント精油を希釈してスプレーボトルに入れて、マスクにスプレーします。
結果と感想:〇
希釈するもの(エタノールや精製水)やスプレー容器が必要なので、ない人は用意しなければなりませんが、ペパーミントの精油濃度を自分好みに調整できる点、程よく香りが持続する点で言えば、これがベストかもしれません。
方法C:マスクに直接つける
鼻にワイヤーが入っているマスクしかできません。鼻に直接マスクが当たらないように、ワイヤーをまげて精油を1滴たらします。
結果と感想:×
ものすごく強い香りになるので、刺激的すぎるかもしれません。直接皮膚につかないように工夫はしているものの、ついてしまいます。すると皮膚はヒリヒリしましたので皮膚にはよくないだろうと思います。(ユーカリラディアータやティートリーで試してみたところ、このような皮膚刺激は感じなかった。)
方法D:ティッシュにつけたものをマスクに挟む
ティッシュを適当に折りたたみ、精油を1滴たらします。精油をたらした面が皮膚につかないように、マスクと口の間に挟みます。
結果と感想:△
こちらもものすごく強い香りになります。また若干肌についてしまう感じがしますので、リスクがあります。なんとか皮膚につかないよう工夫できれば。。。ということで『×』ではなく『△』にしました。
裏技なのですが、ティッシュにアロマシールを貼ってそこに精油を垂らしたところ、皮膚にはつかずにすみました。またアロマシールならではの、ゆっくりと香りを揮発させる作用で、香りが長く楽しめました。アロマシール素晴らしいです!
以上4種類を試した結果、マスクスプレーが一番よいのではないかと思いました。
個人的な意見ですので、皆様に合った方法を取り入れてくださいね。
マスクスプレーの作り方
材料
【基本のレシピ】
●無水エタノール 10㎖
●精製水 20㎖
●ペパーミント精油 6~20滴
【無水エタノールがない場合】
●ホワイトリカー 30㎖
●ペパーミント精油 6~20滴
【アルコールを使いたくないとき】
●精製水 30㎖
●ペパーミント精油 6~20滴
作り方
【基本のレシピ】では、まず無水エタノールに精油を混ぜ合わせてから、精製水を加えてさらに混ぜ合わせます。
【無水エタノールがない場合】、【アルコールを使いたくない時】は、材料を混ぜ合わせるだけです。
使用期限ですが、水を使ったものは、おおよそ2週間程度ですが、【アルコールを使いたくない時】のレシピの場合はもっと早めに使い切った方が良いと思います。
マスクスプレーとして記載しましたが、空間のスプレーにも使えますので、劣化する前に活用しましょう。
■ご注意・免責事項
アロマ、クレイは医療行為、治療行為ではありません。アロマの使用につきましては自己責任でお願いします。
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